Dragon Life
TOP PICS GAMES BOOKS GOODS LINKS





〜  声が低いシロイルカのおはなし へ  〜
〜  音色に悩むイルカのおはなし へ 〜


これは2012年の夏コミに出した合同誌"Con Passione"のうち、
メンバー作品の一部を紹介したものです。



 






ピノは海の歌い手。
しかし、どうにも上手に歌えず、みんなからバカにされてばかり。








「その声で女性ボーカルはねえだろ」
「声、裏返ってたよ」

特に問題は、高音部分。
声の高さが足りずに、みんなから集中批判を受けてしまいます。









子供の頃はとても歌が上手だったピノでしたが、
ある日突然、急に声が低くなり、今のような低い声になってしまったようです。

何をやっても声は治らず、
「きっと、大成することはもうないんだろうな。」
毎日練習を行い、泣きながら家に帰るのです。








今日も、練習をしながら海を一人さまようピノ。
ずいぶん遠くまで来てしまったせいか、
見慣れないところに来てしまいます。








そこには、たくさんの歌うクジラの姿。
歌われている曲は知らない曲でしたが、
うろついている間に、聞きなれた曲を耳にします。

「ほら、簡単なものさ
ABCって言うのとおんなじ
123って数えるくらい簡単でいい
ドレミって歌ってみよう、2人で、一緒に」








「あ、声が…」「いいのさ、続けて」

声が裏返ってしまってもかまわない。
音が外れても、ヘンなアドリブを入れても、
楽しく歌うクジラとセッションすることで、
ピノも歌の楽しさを思い出していきます。








楽しく歌い終わったピノと、くじらのフォル。
二人は歌を歌ったり、
好きなアーティストの話をしたりして、
とても仲良くなります。

「こんなに楽しく歌えたのは、久しぶりだよ。」
「いつもは楽しくないのか?」








「シロイルカの中では、歌は絶対なんだ。
歌が上手い人は、みんなの人気者になれる。
けど、上手く歌えない人は…」

それでも、フォルは、2人でシロイルカの社会で生きることを決意します。
「おれ達一緒なら、いつでも楽しく歌えると思うんだ。」




*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


 





主人公は歌う事が好きなイルカ。

仲間の集まる広場で歌を歌おうと…
ところがどう頑張っても上手に声が出ません。
「だあああ!声が出ないー!」








「ここでそういうこと言わないでくださいよ」
注意され、逃げるようにその場から去っていってしまいます。








思い出すのは3ヶ月前…
歌の上手なシャチと一緒に歌っていた日のこと。








「あのー」
「こ、これ受け取ってください!」
シャチには今日も沢山のファンレター。

「手紙なんてもらったことない」
落ち込むイルカ。

「とってもイイ声だと思うぞ。おれは好きだし」
しかし、シャチが言う傍で…






ゆーすけ王子もシャチの歌がお気に入りの様子。
それを目の当たりにした主人公のイルカは…
「もういいよ!」
泣きながら飛び出していってしまいます。








一体どうすれば良いのか。
「歌、上手く歌いたいです!」
主人公のイルカはシャチに上手な歌の歌い方を教えてもらう事を決意します。

「じゃあ こっちにおいで」
はたしてその方法とは…






もどる